2024/11/11
現在、シルガード9に加え、ガーダシルも限定出荷となっています。
以下、11月1日(金)の製薬会社の担当者からの情報です。
現在も限定出荷(出荷量に上限を設定し、出荷を調整する対応)が続いています。
12月以降も引き続き、出荷時期の可能な限りの前倒し、増産に努めるとのことです。
言い換えると「ある程度は出荷できるが、急な多くの出荷等あれば、十分には対応できない」という解釈になるのではないでしょうか。
キャッチアップ接種をまだ終了していない方も多いと思います。
最近はシルガード9が主流になっていますが、子宮頸がんワクチンは原則的には同じものを3回接種とされているため、ガーダシルの追加接種が必要な方も多々いらっしゃると思います。
キャッチアップ接種の期限は2025年3月31日(月)までです。
シルガード9の方もガーダシルの方も注意してください。
前のトピックスにも記載したように、
シルガード9もガーダシルも
1回目接種から1ヶ月過ぎれば2回目接種が可能になり、
2回目接種から3ヶ月過ぎれば3回目接種が可能になります。
当院の場合、休診日のみを考慮すると1回目接種が11月28日(木)でギリギリ間に合う計算になりますが、限定出荷の影響で注射の入荷がなければ、間に合いません。
医療機関の通常の休診日や年末年始の休診日に加え、限定出荷の状況を考えると
できるだけ早く接種を開始、追加をされるのがよいと考えます。
産婦人科医会からも対象の方に声かけをとの通知が届いています。
子宮頸がん撲滅の2つの柱のうち1つが子宮頸がんワクチンです。
ワクチンの取り扱いがある医療機関での早めの接種をお勧めします。
当院でも取り扱いがあります。ご相談ください。