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妊娠とリンゴ病(伝染性紅斑)

妊娠とリンゴ病(伝染性紅斑)

最近リンゴ病が流行っていると聞きます。
(流行状況はこちらをご覧ください)

妊婦さんは注意しましょう。

リンゴ病はパルボウイルスB19が原因ウィルスです。
妊婦さんがパルボウイルスB19に感染し、胎盤を経て胎児に感染すると
一部の胎児は貧血、胎児心不全、胎児水腫(むくみが強い状態)になり、
胎児が死亡する場合があるからです。

リンゴ病の予防接種は無く、飛沫(つば等)や接触で感染するため、妊婦さんはマスクをしたり、手をよく洗うことで感染を予防しましょう。

リンゴ病にはやっかいな部分があります。
風邪症状と発疹、関節痛等が感染を疑う所見ですが、
感染者の約20%が無症状、50%が風邪症状のみ、典型的な症状の感染者は25%といわれており、リンゴ病に感染している人とそうでない人の区別が難しいことがあります。
さらに厄介なことにリンゴ病は
感染1週間後頃にウイルス血症を起こし感染を起こしやすくなっています。しかしその時期には、感冒様症状を示すことがある程度です。特徴的な発疹を呈した時点では、ウイルス血症はほぼ無くなり、周囲への感染性はほとんどない。つまり症状がはっきりしない時期が感染しやすい時期にあるということです。
感染源になりそうな人の把握はかなり困難そうです。
(ただ成人に達するまでに免疫を獲得している(過去にかかって、終生免疫を獲得し、以後感染しない)場合が多いという情報もありますが)

以上より(繰り返しにはなりますが)リンゴ病が流行した場合、
誰が感染しているかわからないので、流行している地域へ行くことは必要最小限にとどめ、
マスクをしたり、手洗いをよくしましょう。また流行地域の把握は大切です。地域の情報を確認しましょう。(東京都であれば、東京都感染症情報センター等)

ただ万が一、妊娠中にリンゴ病の感染を疑ったら、まずかかりつけの医療機関に相談しましょう。(感染を広げないという意味、診断するための血液検査の時期を考慮し、すぐに受診ではなく電話等で)

もう少し追加情報を記載します。
胎児がリンゴ病に感染した場合にわかっていることは
・妊婦さんがかかるとその約40%に胎児感染がおこる。
・胎児水腫になるのは感染した妊婦さんの約2~10%。
・リンゴ病による胎児水腫の90%は、妊婦さんが感染してから8週間以内に起こる(平均的には3週間)。
・妊娠20週未満の感染例は20週以降の感染例に比し胎児死亡率が高い
・1/3は自然に回復する。
・リンゴ病によって起こる症状(胎児水腫等)が回復した胎児は、感染していない胎児と同じ扱いで良く、先天異常の報告はない。

以上、参考にしていただければ、幸いです。

2019-01-10 12:27:49

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